「三国志」に限らず、「信長の野望」などのコーエーでおなじみとなったパワーアップキット(通称:PK)は、果たして発売されるのでしょうか?
パワーアップキット(PK)とは?
パワーアップキットは、新しい武将・シナリオや新機能を、通常版へ追加するためのソフトウェアのことをいいます。大抵は有償で販売されます。
ちなみに、パワーキットを導入していないものは、導入したものと区別するために「無印」「通常版」等と呼ばれます。
コーエーの「三国志リーズ」や「信長の野望シリーズ」では、おなじみとなっています。
過去の三国志シリーズでは…
いまのところ、最新作「三国志14」のパワーアップキットが発売されるかどうかは、まだ分かりません。
しかし、前作の「三国志13」や前々作の「三国志12」は、それぞれ約1年後にパワーアップキットが発売されています。
- 三国志13の発売日:2016年1月28日 → PKの発売日:2017年2月16日
- 三国志12の発売日:2012年4月20日 → PKの発売日:2013年3月1日
三国志13のパワーアップキットでは、シナリオや武将追加だけでなく、イベント編集機能の搭載、さらにゲームシステムの新要素追加もありました。
新要素の中でも、威名(いめい)が一番でしょう。
威名は、「侠客」「商人」「将軍」「武官」「軍師」「官吏」の6種類、それぞれに専用のコマンドがあって、基本となる威名から枝分かれし、条件を満たすと上位の威名を名乗れたりします。
たとえば「商人」の場合は、在野プレイ専用でまったく戦闘しません。買った名品を法外な値段で売ったり、兵糧を安く買って高く売る商売をします。さらに、伸びそうな勢力に投資したりして、目標金額を稼いだらクリアです。
この威名によって、武将プレイの幅がすごく広がりました。
製作陣がパワーアップキットについて注目発言
三国志14発売直前インタビューで、三国志14の製作陣は注目発言しています。
2020年1月から9月にかけて順次配信する有料ダウンロードコンテンツ(DLC)で、追加シナリオ・編集機能や追加難易度が出てきますが、製作陣は従来のような「パワーアップキット」の内容は、このDLCで提供していきたいと語っています。
さらに、もし三国志14のパワーアップキットを出す場合は、「まったく遊び方が変わるような拡張」の内容にしたいとも話しています。
つまり、製作陣は三国志14のパワーアップキット発売を否定していません。
先ほど説明しましたように、2020年9月までの有料DLC配信スケジュールはすでに決定していますから、もしPKが発売されるのであれば、それ以降ではないかと予想されます。