蔡琰(サイエン):北方異民族に連れ去れ、子をもうけた

蔡琰(サイエン)とは?

蔡琰(サイエン)は、女流詩人で、父は学者であった蔡邕です。

北方異民族に連れ去れ、子をもうけた蔡琰

蔡琰は、はじめ衛道介という男に嫁ぎました。

ところが、北方異民族の匈奴が侵入してきた際に、蔡琰は連れ去られてしまいます。連れ去れた北方の地で蔡琰は二人の息子をもうけます。

蔡琰の父・蔡邕と親交のあった曹操は境遇を知って、使者に北方へいき、蔡琰の身柄を金銭で買い戻すように命令します。

しかし、曹操をおそれた匈奴の王・左賢王は、蔡琰を送り返しました。

曹操は、戻ってきた蔡琰を、董祀に嫁がせました。